• バリューブックスさん見学会

    <日時>
    平成30年10月3日(水)14時~

    <レポート>
    2018年10月3日、14時前の上田電鉄別所線上田原駅は縮こまっていた。
    というか、そんな風に見えたのもすぐ目の前にあるバリューブックス上田原倉庫があまりにもデカかったから。

    消火栓がひょっこりはん。

    上田原倉庫はバリューブックスの持つ倉庫の中でも最大で、毎日搬入される古本は約2万冊。
    行われている業務は問い合わせ対応から、査定、仕分け、保管、配送まで。約400人のアルバイトさんは9時から21時の間で働ける時間帯を30分刻みで選択し、またそれぞれの資質や持っている技術や資格を見出されて、目の前の作業を黙々と、そして適切に調整しながら動いていた。

    届いた本を査定し保管しているフロア。

    査定する流れの説明を聞いているところ

    現場での工夫や、大変さなど本音も含めた会話が交わされる。

    仕分け、配送されるフロア。このあたりで自分の処理能力は限界となるため、あまり覚えていない。

    取締役の鳥居さんから、起業当時から現在までの取り組みを説明していただい中で印象に残った部分を取り上げてみる。

    11年目になるバリューブックスは創業メンバーが全員今も働いているということ。
    個人的に意外だと思った。今のサービス展開を客観的に聞いたとき、良い意味で社員全員がそれなりに循環していると思ったから。聞いてからもう一度考え直してみると、自分がよく知っている組織とはちょっと違うのかな。ということだった。

    掲げているミッションは、事業の流れの中であとから『気づいたもの』であること。
    ミッション、ビジョン、コアバリュー。この3つを掲げてスタートする企業の初動態勢が大事だと理解している反面、それらの言葉だけが独り歩きしている会社も多いと感じていたところで、こうした言い方を聞けて、すこし安心したというか、ほっとした。
    中古買取りと販売という事業の基本動作に乗せられるサービスを考えて展開することで、無理なことは行わないこと。
    古い本を買い取って、その本を探している新しいオーナーの元へ届ける動き方を無理に変えることなくできることをやっていることを選択していることがよくわかった。仮に世の中に貢献できる良いアイデアがあっても、自分達の普段の働き方を変える=自分達が疲れてゆくようなことのない動き方を大事にしていることがよくわかった。チャリボンも、GIFTも、カフェも、Laboも。関心したのは、『ECOシステム』。出版社と提携し、古本で買い取った金額の何割かをその出版社にも還元する取り組みは、『古本』を単なる商品ではなく『人を幸せにする媒体』として捉え、その本を出版している会社の姿勢にもフォーカスし価値を見出しているところは、自らの存在を客観的に捉えてないと産まれないサービスだと感じた。

    バリューブックスLabo.

    NABO(ネイボと読む)

    NABO(ネイボ)に移動し、普段は日曜日などしか空いていないlaboも見学、その後帰りまでNABOにて今日見てきたことを振り返ってみた。
    漠然とだが、あえて『人』に任せているような、そんな雰囲気を感じた。物流の視点からいえばもっとロボットにまかせて、人が集中できることへシフトしてもいハズが、なんだろう。通常の経営と同様に、誰が来ても働ける環境や仕組みを作ることはしつつも、働くその人=置き換えることのできない世界で唯一人のその人に、その人が居ることを大事にして、その人が構成される今日のVBという組織を作り、会社を動かして行こうとしているような。思い過ごしだろうか。でも、そんな想像ができてすこしワクワクした。

    バリューブックスさんがこれから何をしてくのか、
    https://www.valuebooks.jp/vb10th
    に少しづつではあるが、これから提示されてゆくようであるので、これからも注目してゆきたい。

    NABO2階にあった花

    お仕事の手を止め、親切にご説明していただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

    レポート 河西